ボクシングの基礎

ボクシング基礎知識 ボクシングの基礎知識
ボクシングは、ロープに囲まれた四角形のリングで、2人のボクサーが拳を使って戦う格闘技です。
ボクサーはグローブを付けた拳による攻撃、パンチを相手の上半身へ前面に打ち込み、ダメージを与えることを目的に戦います。手のひらを使用した攻撃は反則になります。ノックアウト(KO)、判定、レフェリーストップ、失格などによって勝敗が決まります。
ボクシングの大きな特徴として、細かく分類された階級制があります。プロボクシングは全17階級に分けられ、できるだけ体格的な不公平をなくして対戦できるシステムが採用されています。

ボクシングの階級 ボクシングの階級
ボクシングは、体重によるハンディキャップをなくし、公正に試合を行うため、最軽量のミニマム級から最重量のヘビー級まで全17階級に分けられています。階級の呼び名はボクシング団体によって異なりますが、体重のリミット(契約体重)は全ボクシング団体に共通しています。
中野敬太の階級はバンタム級がメインです

リミット 団体による階級の呼称 略称
105ポンド(47.62キログラム)以下 ミニマム級(WBA・WBC)
ミニフライ級(IBF・WBO)
Mm (ミニマム級)
108ポンド(48.98キログラム)以下 ライトフライ級(WBA・WBC)
ジュニアフライ級(IBF・WBO)
L.F (ライトフライ級)
112ポンド(50.80キログラム)以下 フライ級 F (フライ級)
115ポンド(52.16キログラム)以下 スーパーフライ級(WBA・WBC)
ジュニアバンタム級(IBF・WBO)
S.F (スーパーフライ級)
118ポンド(53.52キログラム)以下 バンタム級 B (バンタム級)
122ポンド(55.33キログラム)以下 スーパーバンタム級(WBA・WBC)
ジュニアフェザー級(IBF・WBO)
S.B (スーパーバンタム級)
126ポンド(57.15キログラム)以下 フェザー級 Fe (フェザー級)
130ポンド(58.96キログラム)以下 スーパーフェザー級(WBA・WBC)
ジュニアライト級(IBF・WBO)
S.Fe (スーパーフェザー級)
135ポンド(61.23キログラム)以下 ライト級 L (ライト級)
140ポンド(63.50キログラム)以下 スーパーライト級(WBA・WBC)
ジュニアウェルター級(IBF・WBO)
S.L (スーパーライト級)
147ポンド(66.67キログラム)以下 ウェルター級 W (ウェルター級)
154ポンド(69.85キログラム)以下 スーパーウェルター級(WBA・WBC)
ジュニアミドル級(IBF・WBO)
S.W (スーパーウェルター級)
160ポンド(72.57キログラム)以下 ミドル級 M (ミドル級)
168ポンド(76.20キログラム)以下 スーパーミドル級 S.M (スーパーミドル級)
175ポンド(79.37キログラム)以下 ライトヘビー級 L.H (ライトヘビー級)
200ポンド(90.71キログラム)以下 クルーザー級(WBA・WBC・IBF)
ジュニアヘビー級(WBO)
C (クルーザー級)
200ポンド(90.71キログラム)超 ヘビー級 H (ヘビー級)


中野敬太ボクシング001
挨拶

ボクシングのルール ボクシングのルール

勝敗の決め方
1.KO(ダウン後10カウント以内に立ち上がれない場合)
2.TKO(レフェリーが試合続行が不可能と判断した場合)
3.ギブアップ(試合を放棄した場合。記録上はTKO)
4.失格(反則を繰り返した場合、セコンドがリングインした場合)
5.負傷判定(偶然のバッティングで試合続行が不可能な場合)
6.判定(3人のジャッジによる採点)
偶然のバッティングによってどちらかのボクサーが試合続行不可能な場合、負傷判定になります。規定のラウンドに達していれば、そのラウンドまでのポイントを集計し、勝敗が決します。規定のラウンドに達していない場合は引き分けとなります。

反則行為詳細
バッティング(頭突きや肘での攻撃)
サミング(目潰し)
ローブロー(下腹部へのパンチ)
ラビットパンチ(後頭部へのパンチ)
体の後ろ側(背中、腰など)へのパンチ
ゴング後、ブレイク後のパンチ
タックル、キック、投げ技など拳以外での攻撃
上記のような攻撃や行為は反則となり、減点の対象になります。繰り返し反則行為が行われた場合、ボクサーは失格になります。

ボクシングのポイント基準 ボクシングのポイント基準

基本は10ポイント・マスト・システム
ボクシングは10ポイント・マスト・システムという採点方式が採用されています。10ポイント・マスト・システムとは、各ラウンドごとに、どちらか優勢なボクサーに10点、劣勢なボクサーに9点を与え、できるだけ10対10を付けずに、ポイントを付ける採点方式です。
わずかな差でも優劣を付けるため、次のような採点基準があります。
ボクシングの採点基準は4段方式

(1) 有効なクリーンヒット
ボクシングで最も重視されるのが有効なクリーンヒットです。有効なクリーンヒットとは、相手にダメージを与える顔面やボディへのパンチで、有効なクリーンヒットの数が多ければ、ポイントを奪取できます。

(2) 積極的な攻撃姿勢
有効なクリーンヒット数が同じ場合や全くない場合は、積極的に攻撃を仕掛けて、パンチを出しているかどうかをチェックします。ただし、手を出さずにガードを固めて前へ出ているだけでは攻撃とみなされず、ポイントを奪うことはできません。

(3) ディフェンス(防御技術)
有効なクリーンヒットでも、積極的な攻撃姿勢でも優劣が付かない場合は、相手の攻撃を無効にするディフェンス技術が評価されます。ただし、全くパンチを出さず、ディフェンスに専念したり、足を使って逃げ回っているだけでは、ポイントは奪えません。

(4) リングジェネラルシップ(主導権支配)
有効なクリーンヒット、積極的な攻撃姿勢、ディフェンス技術でも優劣を付けることができない場合は、どちらが試合の主導権を支配しているのか、つまり、どちらのペースで試合が進んでいるのかで優劣を付けます。

ボクシングのノックダウン 採点に大きな影響を与えるノックダウン
ノックダウンは採点にも大きな影響を与え、ノックダウンを1度奪うと10対8、2度奪うと10対7になり、ノックダウンを奪ったボクサーは一気にポイント差を広げることができます。
また、相手がダウンしなくても、KO(ノックアウト)寸前のグロッキーな状態で、圧倒的に優勢な場合はノックダウンと同じように1ラウンドに2ポイント差を付ける場合があります。

中野敬太ボクシング001
中野敬太のファイトシーンはこちら